暮らしの中にオリーブを。

初めてオリーブを育てる方へ。オリーブの育て方特集。

2017.03.29

太陽の樹と呼ばれ、生命力が強く、樹齢がとても長いオリーブの樹。最近ではあちこちでみかけるようになりました。
ミカンが育つ地域でしたら、収穫も期待できます。オリーブのある生活、楽しみをまたひとつ増やしませんか?

初めての植木鉢で楽しむ方


オリーブ樹は太陽が大好きです。植木鉢は必ず屋外に置いて、ときどき水やりをしましょう。ベランダで受皿をしている場合は、さらに水が貯まらないようにしましょう。

 

果実を収穫して加工したい方


肥料は月に1回、果樹用の肥料を適量施しましょう。
浅漬用の緑の実は、品種によりますが、9月下旬から10月下旬頃までが収穫適期です。
ご家庭でオリーブオイルを搾るのはとても大変です。1粒からとれる量はごくごくわずか。せっかくの果実ですので、塩水で浅漬けにして、お楽しみになることをおすすめします。
 

オリーブの浅漬けの作り方


オリーブには強い渋がありますので、その渋を抜くために、薬局に印鑑を持ってい行って、「苛性ソーダ」という薬品を購入します。
要注意:苛性ソーダやその水溶液が肌についたり、蒸気を吸い込まないよう、充分気をつけてください。
①果実を選別し、水洗いします。
②果実の量に対して約1.5倍量の2%苛性ソーダ水溶液を作り、浸けます。
③翌日、水溶液を捨てて、新しい水を入れます。
④水替えを毎日1週間続けます。
⑤3~5%の食塩水に2~3日漬けて、できあがり。
冷蔵庫でもあまり日持ちしませんので、早めに食べましょう。

オリーブ栽培Q&A

Q.鉢植えの葉っぱが落ちてしまいした。
A.日光・水が足りなかったのかもしれません。まだ葉が残っていれば、また芽が出るかもしれませんので、日当たりのいいところに置いて、水やりをして、3ヶ月ほど様子をみてください。

Q.葉っぱの先が茶色になって、全体が黄色くなってしまったのもあります。
A.根痛みか、ミネラル不足が考えられます。その根は元に戻りませんので、まず摘み取り、枯れ枝になってしまったところもハサミで剪定しましょう。オリーブの根っこは地上部とおなじくらいの大きさです。植木鉢がちいさいようでしたら、植え替えをし、水のやりすぎで根痛みを起こしていることも考えられますので、できれば水はけの良い土にかえることをおすすめします。
また、ミネラルの欠乏も考えられますので、野菜や果樹用のホウ素入りの肥料を施しましょう。

Q.5月下旬頃花が咲いたのに、8月になっても実がついていないのですが・・・
A.オリーブは異なる品種の花粉がないと結実しにくいので、1本しかない場合には、樹の形(縦伸びか横広がりか)や葉の大きさがにていないオリーブの樹をもう1本育てましょう。
オリーブの育て方特集_06

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初心者人気No.1
かわいさNo.1
実の大きさNo.1

ルッカ
初めてオリーブを育てる方に。
病気や寒さに強く、成長が早い品種です。
オイルの含有率が高い品種なので、青い果実~黒い果実までにそれぞれオイルを搾って楽しめます。

アルベキナ
小さなかわいい丸い実が鈴なりに。比較的低木なので、女性でもお手入れがしやすい特徴があります。
よく茂るので、オリーブで垣根を作るのにもぴったりです。

マンザニロ
低木で開張性の品種です。
スペイン語で「マンザニロ」は「小さなりんご」という意味。
実が比較的大きくなりやすいので、収穫した実を浅漬けにしたいなら、こちら。
観賞用No.1
花粉量NO.1
人気 No.1

セントキャサリン
銀白色に輝く葉が魅力的。葉の先が反り返った形が特徴で、あまり流通していない珍しい品種です。
樹形が美しく大きくなるので、シンボルツリーにぴったりです。

ネバディロ・ブランコ
花粉量が多く、受粉樹として「2本目」のオリーブにお迎えする方が多いです。
比較的成長が早く、大きくなりやすいので初心者にもおすすめです。

ミッション
葉の両面のコントラストが美しい品種です。直立型のすっきりとした樹形でシンボルツリーとしても楽しめます。
採れたオリーブは浅漬けにもオリーブオイルにも。
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“初めてオリーブを育てる方へ。オリーブの育て方特集。” への6件のフィードバック

  1. 木和田 由美子 より:

    この度は可愛いオリーブの苗木ありがとうございました。
    初めて育てるので、ちゃんと育てられるか不安ですが、可愛い実がなるように大切に育てたいと思います。
    ご丁寧にお手紙まで送って頂き、本当に感激しています。
    機会があれば、そちらのオリーブ園にも行ってみたいと思っています。
    本当にありがとうございました。

    • kinoshita より:

      コメント&ご注文いただきありがとうございます。
      当社のオリーブの苗木は、牛窓オリーブ園で育っているオリーブの枝から育てた牛窓オリーブ園のオリーブの木の子供たちです。
      お手元で、大切に育ててくださっていること大変うれしく思っております。
      育て方で心配なことや、ご不明点あれば、いつでもご連絡ください。

  2. 伊藤軍司 より:

    オリーブの成木を2年半前に植え、3メートルにもなりますが、一向に花芽が付きません。どうすれば花を咲かせ実をつけさせることができるのでしょうか?
    ヒントがあればのお教えいただけませんでしょうか?

    • kinoshita より:

      質問ありがとうございます。
      オリーブを育てていると、その可憐な花と、その後、果実が育っていく様子は楽しみですよね。
      さて、花を咲かせるヒントですが、4点ご案内させていただきます。
      1.木の高さが3メートルと大きく育ってきているようですが、木がまだ成長期にある場合、花芽をつけないことがあります。その場合は、開花が始まるまで待つことが必要となります。
      2.剪定はされていますか?花芽は前年に伸びた枝につくので、剪定をするならば花芽をつける枝を残す剪定に変更する必要があります。
      3.上に伸びようとする枝を止め、込み合った枝を剪定し、風通し良く樹内に光を入れ、花芽をつける環境を整えることも有効です。
      4.肥料をやり過ぎると葉が茂りすぎ、花芽をつけないことがあります。適度に施肥してください。
      開花が楽しみですね。

  3. 中村 元昭 より:

    こんにちは、 (*^。^*)/
    オリーブの木、購入予定は 初めてですが
     暑さ、寒さ、大丈夫でしょうか ?

    よろしく お願い 致します。
     中村 元昭 ✋

    • 吉田知絵 より:

      ご質問ありがとうございます。

      オリーブは、年間平均気温が14~16℃の温暖で、年間降水量が少なく水はけのいい土地でよく育ちます。
      寒さには強いですが、温かい地方では樹の生育は早くなります。
      また、日がよく当たる場所が好ましいです。

      ただし、1月の平均気温が10℃以上あると花がつきにくく、
      15℃以上では花芽が成長しにくくなりますので、果実がなりにくくなるかもしれません。

      また、最低気温がマイナス10℃以下になると枯死するといわれておりますので、
      寒い地域にお住まいでしたら、一時的に室内に入れていただくことをおすすめいたします。

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瀬戸内のエーゲ海、牛窓オリーブ園へ

瀬戸内の美しい島々を見渡す丘にある「牛窓オリーブ園」がわたしたちの活動拠点です。約2,000本のオリーブが茂る園内にはハーブ園や幸福の鐘の丘などがあり、家族でくつろげる観光スポットとしても知られています。山頂にあるショップには当店で販売されている化粧品、食品、オリーブの鉢植えなどが並び、展望台からは周囲の景色をぐるりと360度眺めることができます。初夏に咲く白いオリーブの花、秋に色づくオリーブの実、そして年に一度、大勢のお客様でにぎわう収穫祭と、四季折々の表情を楽しんでいただけます。

オリーブの木
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