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赤ちゃんにスキンケアは必要?~赤ちゃん肌の特徴とスキンケア方法~

2020.09.18

 

「赤ちゃんの肌」と聞くとどんなお肌を思い浮かべますか?
プルプルすべすべの透明感のあるとてもきれいなお肌を思い浮かべるのではないでしょうか?
確かに赤ちゃんの肌はキメが細かく整った肌ですよね。
しかしながら、赤ちゃんも乾燥、乳児湿疹、あせも、おむつかぶれ、ニキビなど多くの肌荒れに悩まされます。
それは、赤ちゃんは大人より肌が薄く刺激を受けやすいとても敏感なお肌だからです。
新生児からの保湿有無が、以降のアトピーのリスクに影響するなども言われて、赤ちゃんのスキンケアはいまやとても重要とされています。



赤ちゃんのスキンケアポイント


ポイント①
赤ちゃんの肌は薄く、皮脂量が少ない(生後3か月~)ので、大人よりも乾燥や肌トラブルに弱い。


ポイント② 
外部刺激を取り除くため、洗浄料を使って毎日、赤ちゃんの身体を洗いましょう。


ポイント③ 
肌のバリア機能を補うため、毎日、刺激の少ないアイテムで保湿を行いましょう。

 

1. 赤ちゃんのお肌の状態は?


赤ちゃんの皮膚

赤ちゃんの肌はプルプルでみずみずしく、すべすべ・・・・と思っていませんか?
しかし、赤ちゃんの肌はきめが細かくて潤ったイメージがありますが、大人よりも乾燥肌で、トラブルに見舞われやすいのです。

その主な原因は、「皮脂量」と「皮膚の厚さ」と考えられます。

赤ちゃんは生まれた直後から2ヶ月頃迄はお母さんのお腹にいた時のホルモンの影響を受け、皮脂の分泌が多く脂っぽくなります。
ところが この過剰な皮脂の影響で、新生児ニキビができたり、乳児湿疹ができたりと肌トラブルが発生します。
しかし、3ヵ月を過ぎた頃から赤ちゃんの皮脂の分泌量は一気に減ってきます。

適度に分泌される皮脂は、肌表面に広がり、乾燥や肌荒れから肌を守る機能があります。
ところが、赤ちゃんの皮脂の量は、この生後3ヵ月頃から、大人の約3分の1の分泌量といわれています。
これは外部刺激から肌を守る力が弱く、肌内部の水分の蒸散を防ぐ力も弱いという事です。

また、赤ちゃんは皮膚自体が薄く、大人の半分程度の厚さと言われています。
そのため、これが原因でも、肌を守る機能が充実していません。
本来、大人の肌には十分に水分を保持する能力があるのですが、皮膚が薄いという事は、その水分をためておく場所(皮膚)自体がそもそもあまりない状態なのです。

肌の水分保持場所が少なく(皮膚が薄い)、さらに、水分の蒸散を防ぐ能力が低い(皮脂が少ない)という未熟な肌の赤ちゃん。
さて、どうやって、この赤ちゃんのお肌を守っていけばよいのでしょうか?

 

2. 赤ちゃんの肌を守る方法~スキンケアは必要?~


赤ちゃんに必要なスキンケア

前述のとおり、赤ちゃんは外の刺激から肌を守るバリア機能が弱いので、ちょっとした刺激で肌トラブルを起こしがちです。
また、皮膚が乾燥しがちで刺激に弱く、アトピー性皮膚炎のリスクも抱えています。

そこで、①日頃から清潔を心がけ、②保湿を行うことが、肌トラブルを防止することがとても大切になります。

赤ちゃんの肌のバリア機能を高めるには、毎日、丁寧に肌の洗浄とスキンケアを続ける事が必要です。

 

3. 赤ちゃんの清潔維持方法


赤ちゃんの清潔維持方法

何よりもまず石けんできちんと身体を洗うことです。

汗・汚れ・ほこり・垢など、皮膚に付着する汚れが要因となり、肌が炎症を起こす可能性から赤ちゃんを守るために、その外部刺激をきちんと取り除くことが大切です。

よく赤ちゃんが肌荒れすると「過剰な洗浄」を避けるため、石けんの使用を控えたり、少なめにしたりというケアをしてしまいがちです。
しかし、赤ちゃんは新陳代謝が激しく、たくさんの身体の組織が入れ替わります。
もちろん、肌も入れ替わるので、剥がれ落ちる皮膚の量も多くあります。
そして、汗もたくさんかきますが、自分では拭くことができないので、首や脇、手足のくびれなどに、汗がたまりがちです。
このような汚れは、水だけでは、落ち切らないので、石けんや洗浄料を使用します。
まずは、これらの汚れや汗をきちんと落とす事が大切です。

最低1日1回、お風呂で石けんを使い全身をきれいに洗って清潔にします。
汗をかいてそのままにしておくと、肌トラブルの原因にもなりますので洗浄料でやさしく洗ってあげましょう。
特に耳の後ろや首やひじ、指の間等のしわの部分は汚れがたまりやすいので洗った後は広げてしっかり流して下さい。
汗のかきやすい時期は、1日に数度シャワーをして汗を洗い流したり、着替えをこまめに行ったりと汚れた状態が長く続かないようにすることも有効です。

また、「過剰な洗浄」の心配ですが、通常、親が我が子の身体を洗う際に、過剰な洗浄になることはありません。
赤ちゃんも使えるベビーソープや固形石けんを使い、しっかり泡立てた泡で身体を洗ったり、入浴用のコットンでなでるように洗ったり・・・と優しく優しく身体を洗っている人がほとんどだと思います。
熱々のお風呂のお湯につかって必要な皮脂を落としてしまったり、ナイロンタオルでゴシゴシと洗って皮膚を傷つけたりといった「過剰な洗浄」など、赤ちゃんを洗う時に、そうそう起こることではありません。
「過剰な洗浄」よりも、控えめすぎて、洗えていないという事態が発生することが心配されます。

眠い時に泣く赤ちゃんの一つの原因

一人でうまく眠ることのできない赤ちゃんは眠たくなると、泣いてしまいます。
お母さんに抱っこしてほしい、外気が暑くて(寒くて)眠れない、おむつが気持ち悪い・・・眠れない理由は多くありますが、その一つにかゆく眠れないという事もあるといわれます。

眠たくなってくると、体温の上がる赤ちゃん。
また、体温が上がるとかゆみの増す荒れた肌・・・・。
赤ちゃんが寝る前に必要以上に泣きわめくときは、肌あれも影響しているという事もあります。
乳児湿疹のある頭がかゆい!ひじやひざ、背中が乾燥してかゆいなど訴えている可能性もあります。
肌の不快感をうまく伝えられない赤ちゃんの健やかな肌の維持は、寝入るときに大泣きしてしまう赤ちゃんと、そのお母さんやお父さんにとっても、うれしい効果があるかもしれません。 

4. 赤ちゃんのスキンケア方法


赤ちゃんのスキンケア方法

では次に、スキンケアって、どうするのでしょうか?

清潔に洗い上げられた赤ちゃん。
直接の外部刺激から遠ざけ、肌のバリアを作るために、保湿を行っていきます。
赤ちゃんの肌に合うやさしいクリームやローション、オイル等を使って全身を保湿することが大切です。
保湿は1日2~3回程度、お風呂上りやお着替えの時間に塗るのがお勧めですが、生活スタイルにあわせて工夫してみて下さい。
赤ちゃんの乾燥が気になるときにはこまめに塗ってあげましょう。

スキンケアを通して、赤ちゃんの肌とお母さん・お父さんの肌が触れ合うことは、親子のコミュニケーションにもなり貴重な時間となります。
赤ちゃんにやさしく話しかけてスキンシップをはかりながら、スキンケアをしてあげてくださいね。

5. 注意したい赤ちゃんのスキンケアアイテム


赤ちゃんに使用できる洗浄・保湿アイテムは注意が必要です。
赤ちゃん用に作られたクリームや医師が処方する保湿剤や、ベビー用として販売されている洗浄料や保湿剤などは、通常、安心して使えます。

もちろん、大人が使っている石けんや保湿クリームなども、子供に使える場合が多くあります。
低刺激に抑えられたアイテムなどは、「赤ちゃん用」と表示されていなくでも、問題ない場合もあります。
しかし、大人にとっては問題の無い香料や着色料や成分も、皮膚の薄い赤ちゃんにとっては問題ないとは言い切れないものもあるので、できるだけ刺激の少ないアイテムを選びましょう。
また、スキンケアアイテムもメーカーに問い合わせれば、「○歳(○ヶ月)から使えます」という返答を得ることができる場合が多いです。

また、赤ちゃんによっては使い心地の好みもあるでしょうから、スキンケアでしながら見比べてみたいですね。

6. まとめ


赤ちゃんにもスキンケアは大切です。
肌が薄く、皮脂量の少ない赤ちゃんは大人よりも荒れやすい肌をしています。
肌荒れを引き起こす外部刺激を取り除き、肌のバリア機能を補うため、毎日、丁寧な身体の洗浄と刺激の少ないアイテムを使った全身の保湿が大切です。
赤ちゃんの健やかな肌環境を大人が守ってあげましょう。


赤ちゃんのスキンケアポイント


ポイント①
赤ちゃんの肌は薄く、皮脂量が少ない(生後3か月~)ので、大人よりも乾燥や肌トラブルに弱い。


ポイント② 
外部刺激を取り除くため、洗浄料を使って毎日、赤ちゃんの身体を洗いましょう。


ポイント③ 
肌のバリア機能を補うため、毎日、刺激の少ないアイテムで保湿を行いましょう。


7. 日本オリーブのできること


日本オリーブでは「赤ちゃんのスキンケアに」といわれるお勧めするアイテムがあります。

こんな方におすすめ!
☆赤ちゃんのデリケートな肌を守りたい方
☆お肌にやさしい素材(無添加・天然由来成分)にこだわりたい方
☆家族みんなで使えるケア商品を探している方
☆シンプルで簡単で使いやすいケア商品を探している方

 

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また、スクワレンは浸透性が高い性質があり保湿効果もバツグンです。
この「化粧用オリーブオイル」は食用オリーブオイルとは違い、スキンケア専用のオリーブオイルです。
オリーブオイルとしての油の組成は代わらず、化粧用グレードに精製したのがこの「化粧用オリーブオイル」です。
また、「化粧用オリーブオイル」は一切の添加物を含まない「無添加」の天然の美容オイルなので口に入っても安心です。
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安心して赤ちゃんの全身のスキンケアに使っていただけ、ポンプ式のボトルでしっかり塗れて家族みんなの全身保湿が叶います。
赤ちゃんには保湿剤として、出産後のお母さんにはオイルパックやマッサージ、気になる抜け毛対策等、髪と地肌のケアにご利用いただけます。

頭にできる脂っぽい湿疹(乳児湿疹)のケアに

多くの赤ちゃんにみられる、皮脂の分泌が多い髪や髪の生え際や鼻の脇などにできる湿疹もケアが大切です。

赤くなったり、かゆくなったり、かさぶたになることもあります。
親としては非常に気になりますが、無理にかさぶたをはがすことはせず、入浴前にオリーブオイルを塗布し、ふやかしておくことで、不要なかさぶたや垢を優しく除去できます。

この乳児湿疹は成長とともに次第に改善していくといわれています。 しかし、まずは皮膚科の受診をしておきましょう。

 

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