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頭皮の臭いに気づいた時の対策

2021.11.26

 

あなたの頭皮は大丈夫ですか?
汗の臭い、足の臭い、脇の臭い、口の臭い、整髪料・タバコの臭いや強すぎる香水・柔軟剤の臭いなど、人が身にまとう困った臭いはたくさんあります。
昨今では、臭いにより周囲に迷惑をかける行為は「スメハラ(スメル・ハラスメント)」と言われ、広く認知されるようになりました。
この「におい」は、とてもデリケートで本人に指摘しづらいうえ、本人に自覚がない場合が多いので、自然に改善されることはまずないでしょう。
あなたは知らない間に臭いで他人に気を使わせていませんか?
 
自分が気付かなければいいじゃない?という考えもままあるかもしれないでしょう。
しかしながら、知らない間に自分が臭いで周りに迷惑をかけているなんて、申し訳ない気持ちになります。
自分の家族がその扱いを受けていた場合、自分の家族が自分の臭いのせいで肩身の狭い思いをしていた場合・・・。
改善できるものならしたいと思うのが大多数ではないでしょうか?
また、この「臭い」は「迷惑」だけではない、病気のサインだったり、においの原因が体調不良の原因と一緒だったりすることもあるのです。
 
ここでは、自分では気づきにくい臭いの代表でもある「頭皮の臭い」について、詳しく見ていきます。

 

1.頭皮の臭いチェックをしてみよう


まずは自分の頭が臭うのか、頭皮の臭いをセルフチェックしてみましょう。


①枕のにおいでチェック

昨晩、洗髪して乾かした頭を一晩中乗せていた枕は、朝、どんなにおいがしますか?


②指で頭皮を触ってチェック

指の腹を頭皮に押し付けるようにして臭いを移してください。 汗や多少の脂の臭い以外の臭いがしませんか?


③ドライヤーでチェック

ドライヤーを後頭部からかけ、風が顔に向かってくるようにします。
この風に乗って、違和感のある臭いはしますか?


④セルフチェックではないけど、正直に教えてくれる家族や友達にかいでもらってチェック

自分の臭いに慣れてしまって頭皮の臭いに気づけない方もいます。
無理強いはできないですが、身近な人にお願いしてみるのも良いでしょう。
しかし、普段から臭っている場合、チェックするまでもなく即座に教えてくれるのではないでしょうか。

 

さて、いかがでしたでしょうか?
臭わなかった人はこれからも健やかな頭皮環境を維持できるよう保護と洗浄、保湿を継続していきましょう。
>>3.【基本編】頭皮環境を健やかに保つ方法
>>4.【応用編】頭皮環境を健やかに保つ方法

 

ちょっと臭うかもと疑わしい方・・・・、頭皮の臭いの原因は思い当たりますか?
昨夜、髪を洗わなかった、今日は汗をたくさんかいた、1日中帽子をかぶって蒸れていた、リンスをきちんと洗い流せていなかったかも・・・など思い当たれば、今晩、丁寧に髪と頭皮を洗浄すれば解決ですね。
しかしながら、問題は毎日ちゃんと髪を洗っているのに頭皮が臭う場合です。
生活習慣?ストレス?間違った頭皮ケア?頭皮の臭いの原因と対策を探っていきましょう。




2.頭皮の臭いの原因と対策


①原因:洗浄不足

頭皮臭は、前述のように汚れが落ちていなかったりリンスが洗い流せていなかったりと洗浄不足が1つの要因となります。
その場合は、正しい洗髪を1日1回行うことで大半は解決するでしょう。
洗髪の方法はこちらを見てください。
>>3.【基本編】頭皮環境を健やかに保つ方法


頭皮の臭いはシャンプーしすぎが原因の場合があります

洗浄不足による頭皮臭の主な原因は、頭皮から分泌される皮脂にあります。
頭皮の皮脂量はTゾーンから分泌される皮脂量の約2倍ともいわれており、皮脂やフケをエサに雑菌が繁殖し、イヤな臭いを引き起こすのです。
そのため、シャンプーして皮脂や汚れを落とすとよいのですが、なんでも「やりすぎ」には注意です。
シャンプーのし過ぎが原因で臭ってしまうこともあるのです。
何度もシャンプーをすることで、頭皮の皮脂が少なくなると、頭皮は乾燥に傾いてしまいます。
すると頭皮から皮脂が余計に分泌されます。
そして、頭皮に元々いる常在菌が皮脂を食べることで、臭い物質を放出してしまうのです。

シャンプーは1日1回にして、どうしても気になるときは洗浄剤を使わず、ぬるま湯で洗い流しましょう。


 

②原因:年齢的な問題

洗浄不足以外にも、加齢による年齢的な問題もあります。
油やバターが酸化したような臭いにも例えられる加齢臭は、男性だけではなく女性にも発生します。
加齢によって、頭皮や首の後ろ、耳周辺などの皮脂分泌が活発化し、独特な臭いが発生します。
これが頭皮の臭いとして受け取られることもあります。

また、加齢臭だけではなく、ミドル脂臭といわれる30代40代の臭いも言われるようになりました。
こちらは古い油のようなにおいを発し、耳の後ろではなく頭頂部・後頭部に多く発生し、枕の臭いの代表原因、つまり頭皮の臭いの原因となっています。

これらは消し去ることはできないので、丁寧な髪と頭皮の洗浄や、衣類や身の回りの物を清潔に保つほか、臭いの原因物質のもとを食事で摂取することを減らし、身体をアルカリ性に保つ食事や臭いを抑える食事をすることで抑えていく方法が良いでしょう。
臭いを発生しやすい脂質や動物性たんぱく質ばかり摂るのではなく、バランスよく食事をし、身体が酸性に傾くと臭いが発生しやすいので、梅干しや海草などのアルカリ性食品を摂取し中和しましょう。
また、ビタミンEを含むアーモンドやサンマ、オリーブオイルなどや、ビタミンCを含む野菜や果物を食事に取り入れ、臭いの発生を抑えていきましょう。

③原因:食事と睡眠

さらに、脂質や糖質の摂り過ぎといった偏った食事や、ストレスやホルモンバランスの乱れ、寝不足などの普段の生活スタイルによっても起こります。

まず、体臭対策でもよく言われるように、食生活も頭皮臭に影響します。
チョコレートやケーキやスナック菓子など糖質の多い食事や、肉、魚、牛乳、チーズ、卵といった動物性たんぱく質や脂質は、臭いのもととなる皮脂の分泌量を増やし、においの原因になる物質の原料となり、においが発生し、体臭に表れやすくなります。
また、そもそも偏った食事は体臭だけでなく、身体の多くの面に負担をかけます。

ではどうすればよいのでしょう?

豚肉やチーズ・牛乳などの動物性たんぱく質は必須アミノ酸を含み、身体を作る大切な栄養源です。
100%抜くということではなく、においを抑える効果のある緑黄色野菜や果物、ナッツなどと一緒に摂取し、摂りすぎに注意しましょう。
同じようにお菓子に代表される糖質はお米やパン・芋などにも多く含まれ、通常の食事をしていると、ある程度は摂取している栄養素です。
こちらも動物性たんぱく質と同じで本来は人間に欠かすことのできないエネルギー源なので食べすぎに注意していきましょう。
肉や油に代表される脂質は体温の保持や肌の保護、脂溶性ビタミンの吸収に必要であり、エネルギーとなります。
焼く・蒸す・茹でる・煮込むことで素材の脂質を落とし減らし、使用する油は厳選して取り入れましょう。
オリーブオイルは美容や健康のために摂取される方も増えています。

また、睡眠は健康や頭皮にも深くかかわります。
睡眠不足は、成長ホルモンの分泌量を少なくします。
成長ホルモンは睡眠中に最も活発になる身体を作るホルモンで、ダメージを受けた細胞を修復します。
日中、紫外線やエアコンなどでダメージを受けた頭皮も修復するのです。
ダメージを受けた頭皮にはまず皮脂が発生しケアしようとしますので、修復されないままでいると皮脂が過剰に発生し臭いの原因となります。
対策はもちろんしっかりと睡眠をとることです。
寝る前はゆったりと過ごし、成長ホルモンが活発になるといわれる22時~2時はぐっすりと眠れるようにしましょう。

普段の生活を規則正しく整えることも重要です。
不規則な生活や暴飲暴食は胃腸にも疲労を生み、においの原因をつくる可能性があることを覚えておきましょう。

④原因:病気が原因

頭皮が臭いのは肌トラブルかもしれません。
洗い流しきれなかった皮脂や角質が原因で頭皮がにおうこともありますが、このほかに肌トラブルが起こっている可能性もあります。

●脂漏性皮ふ炎(しろうせいひふえん)
赤ちゃんの皮膚炎でよく聞きますが、30~70歳代の人にも多く見られる病気です。

なかでも、男性に多く発症します。
頭皮や髪の生え際に炎症が起こり、脂ぎった黄色い皮脂やフケが出るとともにかゆみを感じます。
皮脂が酸化して嫌なニオイがすることもあります。
おそろしいことにこの病気は抜け毛や薄毛の原因の一つとなることもあります。
この場合は即座に皮膚科の診察を受けましょう。


3.【基本編】頭皮環境を健やかに保つ方法


頭皮環境を健やかに保つには洗髪が基本です。
1日の汚れをリセットするため、髪や頭皮は毎日1回洗いましょう。
シャンプーは頭皮に潤いを与えてくれるタイプを選びましょう。
①髪をブラッシングして、髪と頭皮の汚れを浮かします。
②ぬるま湯でシャンプーをつけないで、髪と頭皮をしっかり洗います。
③シャンプーを泡立ててから、髪にのせ、指の腹を使って、頭全体をマッサージするように丁寧に洗っていきます。
④すすぎ残しが無いよう、しっかりとすすぎます。
⑤髪の水分をしっかり絞って、軽くタオルドライしてから、トリートメントをつけていきます。
⑥両手にトリートメントを広げ、毛先になじませていきます。
⑦時間をおいたら、ぬるぬるした感じがなくなるまできちんと洗い流します。
⑧髪はしっかりと絞ったら、軽くタオルドライして、ドライヤーで髪の根元まできちんと乾かします。



髪を洗うときのポイント

・髪の汚れの大半はシャンプー前の余洗いで落ちます。
濡らすだけでなく、しっかり洗いましょう。
・トリートメントは髪を守るため、塗ったところに吸着します。
髪の根元には使わないようにしましょう。
また、トリートメントをした後、余分なトリートメントは髪や皮膚にも良くないので、きちんとすすぎましょう。
・洗髪後、しっかり乾かすことで、臭いを発生させる微生物の繁殖しにくい環境になります。


4.【応用編】頭皮環境を健やかに保つ方法


集中的にケアしたい場合、頭皮マッサージがおすすめです。
※ここでは「化粧用オリーブオイル/日本オリーブ」を使ったケアをご紹介します。

頭皮の汚れを浮かせ、マッサージをする事で血行をよくし、硬くなった頭皮を柔らかくしましょう。

①約4ml(片手の手のひらいっぱい)の化粧用オリーブオイルをとります。
②指の腹を使って、頭皮をマッサージしながらなじませます。
☆ヘアキャップで30分ほど覆うと 効果的です。
お急ぎの場合は、ホットタオルを5分でも構いません。
③シャワーでよく髪をすすぎいつもと同じようにシャンプーをします。

いつものケアにプラスワンするだけで、髪にツヤを与え、頭皮を健やかに保ちます。


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容量 200ml/30ml 500ml 350ml 350ml
レビュー
(22年4月)


5.まとめ


悩ましい頭皮の臭いに気づいたら早速対策をはじめましょう。
原因は、洗浄不足、加齢、食事や睡眠の乱れ、病気など様々ですが、いち早く気づくことが悪化を防ぐ最大の手立てです。
一度、頭皮の臭いをセルフチェックしてみましょう。
臭わなかった場合は今の健やかな環境を維持できるようケアしましょう。
臭いがあった場合、原因を探して対策を行い、健やかな頭皮環境、人間環境を保っていきましょう。

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