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夏のスキンケア~夏に起こりがちな肌トラブルの原因と対策~

2020.07.31

 

強い日差しを感じるようになり、肌に負担がかかる季節になりました。
お出かけ前に日焼け止めクリームを塗ったり、日傘を使用したりと、紫外線対策にもチカラが入ってきたのではないでしょうか?
また、夏は肌の皮脂量が増えると同時に、空気中の水分量も増え、冬や春先と異なり、自分の肌が「潤っている!」と感じられる方が増える時季です。
普段のスキンケアでもベタつきを避け、夏はクリームや乳液を使わず、化粧水だけという方もよく聞くようになります。
しかし、実は肌環境には過酷な夏・・・。
本当にそのスキンケアで、美肌を保てるのでしょうか?
肌の年齢を重ねるといわれる季節の秋に後悔する原因は、夏にすでに溜まり始めています。
ここで、夏に気をつけたいスキンケアのポイントと、陥りがちな失敗例やその対策をご紹介いたします。

夏のスキンケアのポイント

 

①朝から降り注ぐ紫外線に要注意「年中紫外線対策」

②汗に負けない「押さえてオフ」

③うっかり日焼けはその日のうちにケア

④冷房で疲れたカラダ・肌には「入浴が決め手」

 

1. 紫外線ダメージはシワやシミ、乾燥肌の原因に!


肌に刺激を与える夏の最大の要因は、その強烈な紫外線です。
その紫外線の影響について見ていきましょう。

日常で浴びる紫外線にはA波とB波があり、それぞれ肌に与える影響が異なります。
紫外線A波は肌の奥の真皮部分にまで届き、ハリを保つコラーゲンやエラスチンを破壊し、シワやたるみの原因になると言われています。
普段の生活の中で浴びる紫外線の9割はこの紫外線A波です。
このA波は雲や窓ガラスを通り抜けてしまうため、曇りの日や家の中でも紫外線対策は必要です。

紫外線B波はメラニン色素を蓄積させ、シミやソバカスの原因になると言われています。
エネルギーが強く、肌が赤くなったり水ぶくれができたりするのはこの紫外線B波が原因といえるでしょう。
B波は、お肌の表面の細胞を傷つけ、メラニン色素を過剰に生成します。
このメラニン色素が日焼けを引き起こし、お肌に定着してしまうことが、シミやソバカスにつながります。

また、紫外線はメラニン色素の生成だけでなく、お肌を乾燥させて、健康なお肌に備わっているバリア機能を弱めてしまうことにもつながります。
さらには紫外線によって酸化した皮脂が毛穴を塞ぎ、ニキビを発生させる場合もあるのです。

 

だからこそ、夏のスキンケアは、まず、「UVケア」をしましょう。
紫外線は1年中降り注ぎ、春先から強くなるので、通年通して、UVケアをすることが重要です。
特に夏場は言うまでもなく紫外線は強烈なので、曇りの日や屋内にいても対策は必要です。
洗濯物を干したり、近所に買い物に行ったりするわずかな時間の対策はもちろんですが、顔の対策はしていても首の後ろ・胸元・手先(指先)などの日焼け止めクリームを塗り忘れがちな場所にも注意しましょう。
さらに、大半の日焼け止めクリームは汗や皮脂、汗をぬぐったときなどに取れてしまったり、効果的な時間が決まっていたりして、塗り直しが必要となることがあります。
UVケアクリームは使用方法をよく読んで、適切に使用し、日傘や帽子、手袋と併用しましょう。

 

2. そして、夏こそ保湿スキンケアが大事!


健やかなお肌を守るために必要なスキンケアのひとつが、日焼け止めアイテムと一緒に使う化粧水や美容液、クリームなどスキンケアアイテムによる保湿です。
健康なお肌に重要なのは、水分と油分が充分に保たれていることです。
紫外線にさらされ、実は乾燥しがちなお肌に水分を補うためにも保湿スキンケアがとても大切になります。

 

 

3. 紫外線だけじゃない!? 毎日きちんと夏肌スキンケア!


肌に厳しい環境となる夏に向けて、スキンケアは大切です。
初夏から夏にかけて、生活リズムや肌ケアの良し悪しによって、秋以降の肌状態が変わります。
暑さが落ち着いた秋口頃に、急に目尻や口周りの小じわが気になりだしたという悩みの声は毎年のように聞こえてきます。

夏に受けた肌へのダメージが、日差しや気温が落ち着く秋口頃になって、さまざまなトラブルとなって出てくる事例がたくさんありるのです。

夏の肌ダメージが秋の肌トラブルにならないように、もちろん夏を快適美肌で過ごすためにも、夏の肌ダメージ要因と対処法をうまく乗り切って、1年を通して健康で若々しい素肌を目指しましょう!

 

4. 夏の肌ダメージの原因3種


1、降り注ぐ紫外線

肌老化の約7割は降り注ぐ紫外線の肌への影響(光老化)に関係していると言われます。
日焼けなど皮膚の炎症やシミ、コラーゲンの減少やエラスチンの破壊などによるハリ・弾力の低下、シワなどの要因となっています。

 

2、過度の発汗による肌の傷
体温調整をはかる汗も過度になれば害になることも挙げられます。
肌のうるおいバランスが崩れるだけでなく、過剰に分泌された汗に含まれる塩分が肌に付着し、汗拭きの摩擦で肌には見えない細かな傷がつくことにも繋がります。

 

3、冷房による乾燥や血行不良
夏場の冷房による乾燥と冷えに悩む人は多いです。特に女性は男性よりも寒さに敏感といえます。
職場や買い物などでの外出先など室内はどこにいっても震えるほどに冷房が効いていることも多く、肌の乾燥が進みます。
また、夏でも過度なエアコンにより、血行が滞り体調や肌バランスを崩して、乾燥や肌荒れ、くすみなどの影響が出ています。

 

5. 夏に起こりがちな肌トラブルの原因と対策


「冬は乾燥肌なのに、夏は脂性肌」という方も多いのではないでしょうか?
その場合、この“夏限定”の脂性肌は、もしかしたら脂性肌ではないかもしれません。
乾燥肌が原因で皮脂が過剰分泌される隠れ乾燥肌、「インナードライ肌」であることが多いのです。

 

夏の肌ダメージ要因のセルフチェックをしよう

 

□フェイスラインだけでなく、首、耳なども紫外線対策ができていますか?
意外に忘れがちな首の後ろやデコルテは、日焼けしやすいので忘れずにスキンケア対策をしましょう。

□日焼け止めは、商品ごとの使用量・塗り方や落とし方を確認してますか?
様々な日焼け止め商品がありますが、推奨している使用量や落とし方などさまざまです。
特に「落とし方」は大切です。肌への負担を最小限に、なおかつ自分の生活にあった商品の組み合わせを意識しましょう。

□汗をかくから、と日々のスキンケアをおろそかにしていませんか?
汗により肌は潤っていると思いがちですが、汗の塩分が逆に肌のうるおいを奪うなど、肌の水分×油分バランスを崩す原因にもなります。
日ごろからの丁寧なスキンケアの積み重ねが美肌につながります。

 

6. 夏限定の脂性肌トラブル


なぜ夏になると皮脂分泌が多くなるのでしょうか?

原因の1つ目は、汗が分泌されると皮脂の分泌も増えることです。
汗の水分と皮脂の油分でできた天然のクリーム、「皮脂膜」のバランスを保つために起こります。

原因の2つ目は、油である皮脂が、気温が低いときより高いときの方が肌表面に出やすくなること。
冷えたバターよりも温めたバターのほうが柔らかくてのばしやすくなりますよね。

原因の3つめは、冷房による乾燥でインナードライ肌が悪化すること。

夏に皮脂の過剰分泌が起こるのは、このような原因があるといわれています。

 

7. 皮脂分泌の抑制と乾燥肌対策


夏の皮脂の過剰分泌は、皮脂分泌の抑制と乾燥肌の改善がポイントです。
まず、皮脂の過剰分泌を防ぐため、こまめに汗をふき取りましょう。
汗の分泌により皮脂が増えるのを防ぐためです。皮脂コントロール機能のある化粧水も皮脂分泌の抑制となるためおすすめです。
また、オリーブオイルなどで油分を補給してあげることも効果的です。
化粧水とオリーブオイルをあわせて使うことは、保湿しつつ適度に皮脂が補給できるためおすすめスキンケアです。

 

8. 顔がなんだかムズムズする!


夏になると顔がムズムズかゆい!そんな経験ありませんか?
夏の時期に顔がむずがゆくなる原因は大きく3つ挙げられます。

1つ目は、汗や皮脂、化粧品が混じったものをエサに雑菌が増えること。

2つ目に、皮脂が酸化することにより弱酸性の肌が酸性寄りに傾いてしまうこと。

3つ目は洗いすぎ。皮脂や汗が気になるからと洗いすぎることにより、肌のバリア機能が低下します。

かゆみは一種のアレルギー反応です。
雑菌、肌のphバランスの崩れ、バリア機能の低下、などなど…肌への刺激がかゆみを引き起こしているのです。
特に今年はマスクによる蒸れで肌荒れを引き起こしかゆみが起こる方も増えています。

 

9. 顔のかゆみ対策


夏の顔のかゆみは汗と皮脂が原因の多くを占めています。
汗はこまめに拭きましょう。
また、化粧品・日焼け止めの見直しも有効です。
夏だけニキビケアの化粧品に変えたり、かゆみが酷い場合は敏感肌用に変えたりするなど工夫してみましょう。
また、クレンジングが強すぎる、逆に弱すぎて落とし切れていないこともかゆみにつながります。
自分に合う製品を探してみましょう。天然成分で作られた商品や、和漢・漢方由来成分配合のものなどに切り替えてみてはいかがでしょう。

 

10. 冷房による乾燥や血行不良の対策


日本人はお風呂が大好き!
男女ともに約9割が「入浴が好き」と回答。(マクロミル調べ n=10,000)
しかし蒸し暑くなるにつれ、シャワーで簡単に済ませてしまう人が増加の傾向があります。シャワーでは毛穴の脂汚れや古い角質などが除去されにくく、化粧水の浸透を妨げる原因になりえます。
夏場の入浴に特に求められる効果としては、汗などによる不快感・冷房による体調不良・強い日差しによる肌のダメージの解消と言われています。

 

11. オススメしたいオリーブの持っている天然保湿成分


紫外線での肌ダメージ対策として、また夏特有のお肌への負担が原因の肌荒れ対策にオススメしたいのが、オリーブオイルを使ったスキンケアです。
オリーブオイルの最大の特長は、乾燥からお肌を守る高い保湿力です。
オリーブオイルに含まれる成分・オレイン酸は、お肌や髪の毛にうるおいを与えます。
また、オリーブオイルに含まれる美容成分で有名なスクワレンは、オリーブにも含まれています。オリーブオイルでクレンジング、美容液や保湿剤として肌に使うことで、お肌に自然なうるおいを与えることができます。
さらに、オリーブオイルやオリーブ葉エキスなど、オリーブ由来の天然成分にはポリフェノール、ビタミンA、ビタミンEなど、美肌づくりに欠かせない成分も含んでいます。
これらのオリーブの天然保湿成分は、お肌だけでなく毛髪のケアにもチカラを発揮します。
オリーブオイルを中心に、化粧水や美容液、シャンプーやリンスなどを上手に組み合わせて、夏を乗り切りましょう。

 

12. まとめ


夏美肌を目指しましょう
①朝から降り注ぐ紫外線に要注意「年中紫外線対策」
紫外線対策は1年中を通して行うのが基本、日焼け止めまでを毎朝の習慣にしましょう。
②汗に負けない「押さえてオフ」
汗は、優しく押さえて拭くが基本。拭いたら日焼け止めを優しくトントンと塗りなおしましょう。
汗を優しく押さえるアイテムとして濡らした「スキンケアチーフ」がおすすめです。
③うっかり日焼けはその日のうちにケア
日焼けで火照った肌は、まずその日のうちに化粧水で水分をしっかりと補いましょう。
その後、パックをしたり、クリームを塗布したりして丁寧に保湿しましょう。
オリーブマノン オリーブリーフローション(銀葉水)」や「シコリーブ スキンローション」はノンアルコール処方で敏感なお肌にもおすすめです。
ベルゼエリートM_医薬部外品」は「日やけ・雪やけ後のほてり、皮膚を保護する」効果があるので、うっかり日焼けの時には使用してみてください。
④冷房で疲れたカラダ・肌には「入浴が決め手」
ぬるめのお湯に浸かることで、交感神経の興奮を抑え、リラックスの神経である副交感神経が刺激されます。
入浴してから熟睡することによって、夏バテ解消にもつながります。
医薬部外品「薬用オリーブの湯」は、オリーブオイルを溶かし込んだ濃縮液体タイプの入浴剤。
オリーブや生薬の成分がさら湯独特の ぴりぴり感を軽減させ、まろやかな湯あたりが特徴です。
また、ゆっくり体の芯から温まり湯冷めしにくくなることに加えて、湯上り後のお肌の乾燥を防ぎ、しっとりとした素肌を持続させる効果もあります。

夏のスキンケアのポイント

 

①朝から降り注ぐ紫外線に要注意「年中紫外線対策」

②汗に負けない「押さえてオフ」

③うっかり日焼けは「冷して鎮静」でケア

④冷房で疲れたカラダ・肌には「入浴が決め手」

日本オリーブの夏におすすめ商品

商品名


オリーブマノン
朝用ボディミルク


オリーブマノン オリーブ
リーフローション(銀葉水)


シコリーブ
スキンローション


オリーブマノン
化粧用オリーブオイル


ベルゼエリートM
医薬部外品

用途 日焼け止め乳液/全身に お顔の保湿
お肌のひきしめに(冷蔵可)
お顔の保湿
肌荒れ予防に(冷蔵可)
オイルマッサージ・クレンジング
全身の保湿・スタイリングに
薬用軟膏
日焼け後のほてり/あれ肌に
特徴 せっけんで洗い流せる
日やけ止めとして/
デイリーの保湿ケアにも
サラッとした使い心地
ノンアルコール
脂性肌・インナードライ肌に
ノンアルコール
防腐剤・香料不使用
肌にやさしい使い心地
添加物不使用
100%純粋なオリーブオイル
超敏感肌に
医薬部外品
シコン(紫根)由来成分
無香料/無着色料/無防腐剤
レビュー
(22年4月)

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